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近しき仲にも礼儀あり。

意味は皆様もご存知のとおり、仲良くっても礼節は守ろうね~という諺です。

人は親しい関係になると、時折感謝の気持ちや遠慮がなくなってしまうことがあり
それが不和の原因になったり、縁の切れ目になってしまうよ~ってことなのですが
これは人付き合いの難しさを表しているいい言葉だと思うのですよ。

何かをしてくれたらありがとう。 不快な思いをさせてしまったらごめんなさい。
当たり前のことのようですが中々難しいものです。
そしていつの時代にもおられますように、この言葉に取り憑かれるかのごとく
やれ、親しい仲なんだからありがとう位言えよとか、謝れよな。とか言う輩もいます。

まぁ親しい仲なのでね、冗談で言い合う分には構いませんが、中には本気で言う人もいて
そういう話を聞くとなんだかなぁ~といつも思うのです。

こういう言葉は誰かを攻撃するような剣ではなく、ましてや立場を守る為の盾でもありません。
お互いが相手を思いやり、付き合いをよりよくする為の補助魔法のような言葉です。

してくれたからありがとうでもなく、やっちゃったからとりあえず謝ろうではなく
そのときの相手の気持ちを考え慮ることが大切なのではないかと思うのです。

とまぁ、何でこんなに真面目な話をしているんだ?という事なのですが…
ご想像通りですよwうちの双子の妹とちょっとありましたのでお話しようかと思いますw

双子というのは究極の近しき仲だと思うのです。
元は一つの遺伝子であったものが二つに別れ、そして二人の人間となり生きてゆくのです。
まさに一心同体、究極の近しき仲なのですが、その仲の礼儀も面白いものでして…

ってわけで今日のお話です。



それはある日突然やってきた。

しとしと降る雨の音を切り裂き、けたたましく耳に鳴り響く電子音。
無意識から無理矢理覚醒された頭は働かず、まどろみの中、目を開けているのか見えているのかわからないまま、苛立つ音の元を探りそれを止める。

恨めしくも思うが止まった事に安堵し、更に深みへと自己を誘う様にふーっと息を吐き、
わたしを包み込む天使の羽根の中へと潜り込み丸くなると、途端に体が軽くなる。
フワフワと浮いている感覚を覚えるが不安などはなく、このままどこへでも一瞬で行けるような
心地よさにに身を任せ、あぁ、わたしはこのまま溶けてしまってもかまわない…

トトトトトッ… ガラッ!!

妹 『マメサナ!! 起きろコラ!!』

サナ 『うぃひ?! ………んぁ? づω-`)ゴシゴシ』

妹 『何で23の大人が夜20時半に電気も全部消してガチ寝態勢やねん!w』

サナ 『だって…おそと雨降ってるんだもん… わたし雨の日ホント…ダ…ZZZ...』

妹 『寝るんじゃねぇよ!w とりあえず布団から出ろよ!』 バサァ

サナ 『やめてよぉ~ Zzz…』

妹 『色っぽい声出してるわりに芋虫みたいなカッコしてんじゃねぇよw
   だから起きろって!今ユカリから電話あったでしょ?何ぶっちぎってるのよ!』

サナ 『電話鳴ル、ウルサイ、ワタシ眠イ… Zzz…』

妹 『何で片言やねん!寝るなってば!ユカリがね!…○☆×△□』(ココで寝たw)


次の日の朝。
爽やかな気持ちで目が覚め、毎度の事の様に人の胸元で寝ているうこっけいをどけ
パンチとナデナデの応酬を繰り広げ朝の儀式を済ませ起き上がると、朝の支度を始める為
リビングへと向かおうとドアへ向かうと、なにやら紙が一枚貼り付けてあります。

 おはようガキんちょ。昨日の話し絶対忘れるなよ!
 詳細は鏡でも見ればわかるんじゃない?w トモカ

ハテ?何のことですやろ?とはてなマーク満載で、昨日の事って何のことだ?と思い当たらず
詳細は鏡でも…と書いてあるんで、まぁ見ればわかるんだろうと洗面所へと向かいます。

朝が寒くなってきたなぁ~もう冬だねと考えつつ洗面所の鏡を見てみると、また紙が張ってあり
今度はなんだよ手の込んだ事を…と手を伸ばそうとすると、鏡に映った自分に驚きます。

な、なんじゃこりゃぁああああああ!!!

顔の至る所のスペースをふんだんに使われ“式場のピアニスト・食べられない料理”などと
わけのわからないキーワードが書きなぐられており、見た目は耳無し法一状態。

あのバカイモめ…とあきれ返りつつも、なかなか面白いことしてくれるやんけ~ハッハッハーと
顔中の口紅を落としていると、書きなぐられている文字に共通性が見えてきました。
式場のピアニスト… 食べられない料理、刻むリズムと乱れ動く指に絡みつく旋律…とくれば
どう考えても以前させて頂いた友人の結婚式でのピアノ伴奏と弾き語りです。

どんな感じかはこの辺→誰かの願いがかなうころっこ♪を見てもらえればわかるのですが
簡単に説明すると、音響設備がない古びた洋館で披露宴をするから展示のピアノで演奏を
してくれない?あ、あと唄もよろしくね☆的なエピソードなわけでして…
小学生の頃からの友達でしたし、わたしのこの性格でしたから結構簡単に安請け合いして
よゆーよゆー(・∀・)とか言ってたのですけれど、準備段階で事の恐ろしさに気付きまして
ガクブルガクブルして、当日も1曲目を弾くまではカッチンコッチンで大変だったんです。

実際は何の問題もなく進行し、わたしのジャイアンリサイタルも暖かい拍手も頂戴して
大成功で終わったのですが…あれなんですよね、わたしピアノをずっと弾いてたものですから
料理は食べれないわ、新郎新婦をあまり見れてないわ、友達とも話せないわになりまして
ちょっと寂しかったんですよw もちろん幸せなお二人の門出を祝える席の演出を助けれたと
いうのは嬉しい事で幸せに思うのですが、やっぱりケーキ入刀とか見たかったですし
何よりもみんなと一緒になって新郎新婦を茶化しに行きたかったんですよw

まぁそんな幸せなんだけど…って想いがあったものですから、妹が部屋に貼り付けていた紙の
話を忘れるな!という記述がとても気掛かりになってきたので、妹の部屋に聴取に行きます。

一応ノックしてみますが返事は無いので爆睡中なんだろうなと勝手に部屋に入りこみ
足の踏み場が無いくらいに散らかされた部屋を見て、ため息を付きながら纏めて整理し
ようやくベットに近付けましたので妹に声をかけます。

サナ 『ぐっもーにんトモビッチ!』 バサァ

妹 『ふぇ?!さむっ! なんだよ布団をめくるなよぉ~』

サナ 『ちょっと聞きたいことがあるんだ、さぁ起き上がるんだトモビッチ!』

妹 『なんだよ今何時…って6時じゃねぇかよぉ~ お前馬鹿なの?』

サナ 『昨日人を叩き起こしときながらよく言うわw』

妹 『それはサナがおかしいんだろ~20時に寝る23歳がどこにいるんだよ…』

サナ 『ここにいまーす(*´∀`*)』

妹 『……寝るわおやすみ』

サナ 『そんなん言うねんやったら無理矢理でも起こしたるもんw』

いつぞやのキムタクの物真似をしようと、ごそごそと妹の隣に入り込み抱きしめ台詞をいうと
そこまでするとは思っていなかったのか、妹が飛び起きて叫びだします。

妹 『ぎゃー!お前アフォやろ!w』

サナ 『トモチン起きたー(・∀・)』

妹 『そら起きるわ!w しかもドサクサにまぎれて乳も揉んでたやろ!w
   わたしは絶対にレズじゃない!心外だ!!って言ってたんちゃうんかw』

サナ 『双子やねんから一心同体やん?自分の体触ってるようなもんよヾ(´∀`*)ペタペタ』

妹 『一心同体でもその考え方は分かれへんわwんで何よ聞きたいことって』

サナ 『君の汚い落書きについてだよトモ君』

妹 『あーあれねw 何?やっぱりぜんぜん覚えてないの?』

サナ 『じぇんじぇーん覚えてませーん(・∀・)』

妹 『得意げに言うなよ…ユカリがね今度結婚することになったんだって』
 
サナ 『マジで?!おめでとー!(*´∀`*)』

妹 『本人に言えよw んで前にサナが弾き語りしただろ?あれをして欲しいらしくて
   昨日サナのところに電話かけたのにぶっち切られたwって言ってたわけさ…』

サナ 『そういうことならそう言うてくれたら起きたのに…』

妹 『言ったよ!w 結婚式で演奏して欲しいって言ってるぞー!ってw
   じゃーサナはおーけーおけーよゆーよゆーとか言いながら寝たんじゃんかw』

サナ 『ええっ?!マジで?!( ´゚д゚`)ウソダー』

妹 『ホントだってw なんならユカリに聞いてみたら?ユカリも聞いたもん』

サナ 『どうやって?wわたし寝てたのに何でユカリが聞いてるのよw』

妹 『受話器近付けたらホニャホニャしゃべってたやんw』

サナ 『ええっ?!マジで?!( ´゚д゚`)ウソダー2』

妹 『もうええっちゅうねんwだからユカリに聞けよもぉー』

サナ 『わかった!電話するもん!』

妹 『バカw時間を考えろw どこのバカが朝の6時に電話するんだよw』

サナ 『あ、それもそっか…』

妹 『みんなサナみたいに早くないんだよwじゃぁわたしももう一回寝るから~』


どうやら妹が言うにはわたしは寝ながら話していたとの事らしいですが、どこの世界に寝ながら
話すバカがいるのか、ましてや話しているなら内容を覚えているってもんですよ。
わたしは前述のとおり途中で意識を失って、結婚する話どころかユカリから電話がかかって来た
事すら覚えていないわけです。妹の奴め…話したよ!なんていい加減な事を言いやがってっと
二度寝をはじめた妹に仕返しだ!っとばかりに落書きを始めるわたしw

これでも書道の師範なんだぞ(・∀・)エッヘンと一人でわけのわからない自慢で威張りつつ
おでこや頬等に書きなぐり、途中で寝返りを打った際にこれもよしとばかりに首にも書き
草書体で書いたものですから、わたしより耳無し法一にそっくりになった妹の寝姿に
にょっほー( ゚∀゚*)と大満足をして仕事場へ向かいます。

仕事場に着いて恒例の朝の外掃除をしていると、なにやら妹から着信がありましたが
どうせわたしの芸術的な書道に対しての賛美なので、おバカさんの電話よりユカリと電話が
したいんだ(`・ω・´)と恥ずかしがり屋のわたしは放置して仕事に勤しみ、お昼休みにメールを
製作してユカリに送り、仕事が終わったら電話するよ~今日は寝ないでねwという返事を頂き
仕事をちゃちゃーと済ませまして自宅に帰り、うこっけいを抱きながら正座で電話を待ちます。

ワクワクしていると程なくしてユカリから着信があり、そういえば結婚するって話だったな…
それじゃぁいっちょ元気よくお祝いを伝えましょうかっ(・∀・)っと電話に出ます。

サナ 『ぱぱぱぱーんぱぱぱぱーん あいらーびゅふぉえっば貴方だけのことぉ~♪』

ユカリ『えぇ?!w ちょっと急にどうしたのよw』

サナ 『ご結婚されるそうで、この度はおめでとう御座います(*´∀`*)』

ユカリ『ありがとうございますw ってかやっぱ昨日起きてたの?w』

サナ 『じぇんじぇーん覚えてないよ~爆睡です(・∀・)』

ユカリ『なーんだw結構普通に話してたからわたしは起きてるって思ってたんだけど…
    トモカがダメだこいつ寝ながらしゃべってるwって言っててさぁw』

サナ 『面目ありませんw 雨の日はホントダメなのよ(´・ω・`)』

ユカリ『サナらしいねw で、実はお願い事があって昨日電話したのよ』

サナ 『あいあいなんとなく妹から聞いてるよ~唄えばいいの??』

ユカリ『いやぁそれもそうなんだけど…実はさ挙式は教会でするんだけどね…』

サナ 『ごめん、なんかすっごいいやな予感する…w』

ユカリ『式は親族だけでやってね、お店を貸し切って友達と披露宴をしようと思ったんだけど
    定休日に店を開けて貰うから店のピアニストさんがお休みだそうで…w』

サナ 『それでわたしに白羽の矢が立ったと…こういうわけですな?w』

ユカリ『正解!ってわけでホントお願いします!』

サナ 『はいはいwお祝い事だしね、わたしでよければやらせてくださいな(*´∀`*)』

ユカリ『よかったーw ホントありがとう! 何だか忍びねぇな』

サナ 『かまわんよ(・∀・)』

ユカリ『ちゃんと昨日トモカに言ったとおり御礼はするからね~w』

サナ 『ん?お礼?? わたし何も聞いてないけど…ってかお礼ってするものじゃないよ?』

ユカリ『えっ?そうなの??でも昨日トモカがこういうのはちゃんと御礼をしないとダメだって…
    サナは昔気質の仕来りに煩い娘だからきちんと封筒に入れて名前を書いてって…』

サナ 『マテマテw封筒に入れるって現金かよw絶対ダメだよそんなのw
    受付とかしてもらったら両家の名前で物は送るよ?でも今回は余興でしょ?
    それならわたしが好意でするものだから御礼とかはいらないんだよ~』

ユカリ『そうなんだw昨日トモカにサナだけに3万7千円入れといてって言われたよw』

サナ 『くぁwせdrftgyふじこlp;@:』

帰ってきたらとっちめとくから御礼の事は忘れてくださいwとユカリに丁寧に伝えて電話を切り
それにしても三万七千円とかどれだけぼったくるつもりだよ…とクラクラする頭を抱えつつ
帰ってきたらとっちめてやろうと妹を待ちますが、何かやっぱり腑に落ちません。

そもそも御礼が要らない事は、実家の神社で結婚式をしている手前妹も承知のはず…
ましてや友人の結婚式で現金を要求するなど、さすがの浪費家トモビッチでもおかしい…
なんでなんだろ?としばらく考えてみると、ひとつの答えが浮かび上がります。

あれ?もしかしてこれ…わたしの為?

前述しましたが、以前別の友人の結婚式のピアニストを勤めた際に、まぁ終わってからね
妹にはご飯食べれなかった~弄れなかったよぉ><と喚いていたものですからねw
もしかしたら妹はその事を覚えていてくれて、そして安請け合いするわたしを見越して
かわりに向こうから断ってくれるように仕向けたんじゃないか?っと…。
もちろんそれを言う事は失礼に当たりますが、あとあとあれは冗談だったと言ったとしても
サナだけに三万七千円とか確かに馬鹿げた話で済みますし、本当に向こうが用意しても
冗談のつもりだったで話がしやすいというものです。そう考えてみると…中々うまい手です。

なんか叱り付けてやろうと思ったけど…逆に褒めてあげなきゃいけないのかな?と思い
先程まで横に待機していたシャチのぬいぐるみも元に戻し、美味しい物でも作ってあげようと
腕に縒りを掛けて晩御飯を豪勢に作り、妹の帰宅を今やと待ち構えます。

ついでに豪勢に作ったうこっけいの午後ご飯をあげながら、トモちゃんのおかげだよ(*´∀`*)と
うこっけいにまで話をするちょっとご機嫌なわたしw そうこうしていると妹が帰宅します。


妹 『ただいまー』

サナ 『おかえりーっトモチン!お外寒くなかった?大丈夫?(・∀・)』

妹 『………。』

サナ 『今日の晩御飯はとっても豪勢なんだよ~(*´∀`*)』

妹 『…………。』

サナ 『トモチンの好きな茶碗蒸でしょー牡蠣の炊き込みご飯に鯖の味噌煮込みで…』

妹 『……………。』

サナ 『え?どうしたの…?何で素無視なの??』

妹 『………………。』


うわ、ガチ無視やんw何で無視するのよ…と落ち込みながらも、なんとか話させようと
色々と話を振ってみますが、完全に無視を決め込む妹。
いいもんいいもん!こうなったら…奥の手だ!とわき腹をこちょばすわたし。


サナ 『こちょこちょー(*‘ω‘* )』

妹 『!! ンフフフフッw ウウンッ!!ンフフフ、ヤメッ…ウウン!!』 

サナ 『あ、ちょっとしゃべったw』

妹 『ウーウン!』(首を横に振る)

サナ 『なんなんよw 頭でもおかしくなったん?』

妹 カキカキ… (わたしは耳が聞こえなくなりました)

サナ 『へ~っ、トモちゃんってそういうボケも出来るんや』

妹 カキカキ… (あったりまえやん(・∀・))

サナ 『聞こえとるがなw』

妹 !! カキカキ… (きこえませーん(・∀・))

サナ 『もう遅いわwもーなんなんよーちゃんとしゃべってよー(´・ω・`)』

妹 カキカキ… (紙に書いてくれないと聞こえない)

サナ 『うわ、めんどくさw もぉー書けばいいの?カキカキ…これでいいの?』

妹 (*・∀・) カキカキ (それでよいよい)

サナ 『んで、何でこんなプレイしてるわけ?カキカキ…』

妹 カキカキ… (それはサナのせいです!!)

サナ 『何でうちのせいなのよw カキカキ…』

妹 カキカキ…(朝あんたに耳無し法一にされたから)

サナ 『工エエェ工エエェ(´゚Д゚`)ェエエ工ェエエ工』

妹 カキカキ…(色情のエロリスト、食べれない料理:作る側的に、とか傷ついたわぁ…
        というわけで… 謝りやがれこのやろう!!) コチョコチョコチョ

サナ 『わっ!あはははははwwちょ、謝るからこちょばすの止めてwwww』


こちょばされながらもごwめwんwなwさうぃwと謝ると、機嫌を直して話してくれる様になり
うわ!わたしの好きなものばっかりじゃん!とガツガツご飯を食べてる妹を見ながら
今日トモチンがしてくれたことはとってもいい事なんだから褒めちぎって、明日からは
もう色情のエロリストとかのビッチ扱いは止めなきゃね~と微笑ましく思っていると
そういえば何で書いたんだっけ… あっ!!先にトモチンが書いたんじゃん!!と気付き
ご飯中にも拘わらずトモチンもわたしに謝れ!と妹をこちょばし、笑いながらごめんなさいと
言った妹にご飯粒を噴出され、お互い礼儀がなっていない双子のしゃちっこなのでした。

                        ちゃんちゃん♪
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