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2009.02.15  短いと長いっこ♪
一長一短。

何事も良い所と悪い所の両面があり、完璧や完全などは存在しないという諺です。


まぁ物事にも当てはまるんですが、人間にもよう当たります。
十人十色と申しまして、人が10人居たら10人分の色と言います性格があり、
それぞれに良いとこも悪いとこもようけあります。
だから人付き合いは楽しいし、大変な部分もあります。
不思議なものでこー似てる人とウマが合うなぁと言うこともあれば、同属嫌悪もありまして
中々うまいこといかんなぁ~というのが、人付き合いのミソなのかもしれませんね。


そんな人付き合いですが、時々端から見てるとお似合いやわ~と思う組み合わせがありまして
漫才の相方じゃありませんが、息の合った二人の姿は気持ちのいいものです。

気の長~い人が、自分のペースで物事を考えたり、仕事なんかをしているとね
気の短~い人もいますから、そーゆう人は見ててイライラして仕方ない。
『も~何をちんたらしてんねんな、こっちちょっと貸してみぃ』なんてことを言って横槍を入れ
ちゃっちゃと片付けてしまってね、横で気の長~い人は『凄いなぁ~』と見て褒めたりしてねw

これが短いモン同士ですとこうは行きません。

『お前何ちんたらやってんねん、こっち貸してみぃ』と片方が言うたら最後、
間髪いれずに眉間に拳が飛んできて鼻血ブーッです。こうなったら収拾付きません。
どっちが早く相手を殴るかみたいな戦いになり、結局は遅そぉなる結果に。

まぁ気の長いのがイイ事やとは言いませんが、短気は損気でございます。
何かやってしまう前に、一歩立ち止まってみるのも、いいかと思います。

というわけで、今日のお話。


相も変わらず我が家が一番だ!と言わんばかりに仕事から真っ直ぐ帰りまして
お出迎えをしてくれるうこっけいを抱きかかえてリビングに行きますと、
珍しくこの時間に家に居た妹が声をかけてきます。

トモ 『おかえり~今日もお早いお帰りでw』

サナ 『ただいま~ 今日は買い物もなかったしね~。ってか珍しいねこの時間に家に居るの』

トモ 『今日はサナに用事があったから待ってたのよ』

サナ 『何?用事って??』

トモ 『あのね、料理を教えて欲しいのよ』

サナ 『えっ?!どーゆう風の吹き回し?!』

トモ 『なによwその馬鹿にした感じw ちょっと作りたいものが出来たのよ』

サナ 『作りたいもの…?! どうしたの?!どっかで頭でも打ち付けた??』

トモ 『うるせーよw ちょっと…彼氏が肉じゃが食いたいって言うんだよ…』

サナ 『ほうほう… で、作って喜ばせてイチャイチャしたいわけだ?ヾ(*´∀`*)』

トモ 『ちげーよ!w』

サナ 『何が違うのよ~ わかりやすい反応しちゃって~( *´∇`)σツンデレ~』

トモ 『だからちがうっつーの!くやしいだけなんだってば!』

サナ 『うん?何がくやしいのさ?』

トモ 『この前家に来て一緒にご飯食べた時、あいつ肉じゃがバクバク食べてたじゃん?』

サナ 『あったね~w 鍋の中の物全部食べてビックリしたねw』

トモ 『でしょ?だから好きなんだっと思って、この前作ってやったら殆ど食べないでやんの』

サナ 『あらまぁ… それは結構心にくるね…;;』

トモ 『でしょっ?!せっかく人が作ってやたのにさ… ご馳走様とか言って残すし、 
     挙句に後でお腹痛くなったとか言いやがって… マジでムカつくのあの野郎』

サナ 『で、見返したいから、教えろと… こーゆうわけですな?』

トモ 『そうゆーことだ! さぁ!気が変わらないうちに早く教えるんだ!』

サナ 『教わりに来てなんて言い草なのさw 今すぐは無理だよ~ジャガイモないもん』

トモ 『だいじょーぶ!材料なら買って来てるから、ほらっ』

サナ 『トモチン… このジャガイモ違うよ?』

トモ 『なんで?どっからどう見てもジャガイモじゃん。 アンタには生姜にでも見えるの?』

サナ 『いや、それはわかってるよw これ男爵いもじゃん?肉じゃがにはメークィーンよ?』

トモ 『オスでもメスでもどっちでもいいじゃんw じゃがいもじゃねーかw』

サナ 『違うんだよ~>< 男爵は煮崩れし易いからポテサラとか…』

トモ 『ハイハイハイ、ジャガイモはジャガイモね~ これで作れるんだからこれでいいの!』

サナ 『そうだけど、煮崩れしたらおいし(ry…

トモ 『うーるーさーいーっ もうコレで作るのっ。わかった? さぁ教えてっ』

サナ 『もーw』

何やら凄い剣幕でまくし立てられたので、まぁ今回は男爵で作れないわけじゃないし、
妹のこの気合があるうちに覚えて頂きますかっ、っと早速調理に掛かります。

料理といいますのは、横で見て盗む物ですが、実際触ってやるのが覚えが早いものでして
とりあえずメモを横に置かせ、妹に下ごしらえからしてもらうことにします。
まぁ本音を言うと、ギラギラした目でジロジロ見られるのが不気味だからなんですけどね~
何か身の危険を感じてしまって、包丁を持つ手が狂いそうですからw

ご存知の通りうちは双子ですので、妹はわたしが厳しく仕込まれて料理を覚えた姿を
それなりに見てきておりますので、包丁捌きは慣れたものでございます。

お所によって入れるものや味付けは違うものですが、今回は牛肉から切り始めまして
玉葱を櫛形に切り分け人参を乱切りに致しまして、次はジャガイモというところで問題が。

ジャガイモなんていうのはね、ちょいちょいっと厚めに皮を剥きまして、しっかり芽を取って
あとは乱切りにバスバスと切って行くものなんですが、何を考えたのか妹はジャガイモを
まるで大根の桂剥きでもするかのように薄ーく切りまして、芽はほったらかし。
これでは具合が悪いので、ストップをかけます。

サナ 『ちょ、ちょっと待って』

トモ 『何よ~調子に乗ってきてたのに~ 何か問題でもあるの??』

サナ 『いや、問題と言うか、大問題よw』

トモ 『何が大問題なのよ?』

サナ 『何がって… ジャガイモは厚く皮を剥くものよ? それに芽を取ってないじゃん><』

トモ 『え~ 厚さなんてどうでもいいじゃ~ん それになんかもったいない気がするし』

サナ 『いやいやw それはそうだけど、ジャガイモの皮には…』

トモ 『第一んなことで変わんないってw』

サナ 『ダメだよ~ しっかり皮剥いて、ちゃんと芽も取らないと…』

トモ 『あ~うっせえなw 食べれたらそれでいいじゃんかw』

サナ 『ちょっとw 肉じゃがの作り方を教わりにきたんでしょ?w』

トモ 『そうだよ、だから今材料切ってんじゃん』

サナ 『そうだけど… だからジャガイモのね…』

トモ 『あ~もう! ちょっとそっちで黙って大人しく見ててよ』

サナ 『えぇぇ(´・ω・`)ぇぇえ』

トモ 『だまらっしゃい! はい、そこでお座り!邪魔するんじゃないわよ!?』


何だか主客転倒な話で、料理を教わりにきた妹に口を出すな座ってろと言われまして
キッチンの隅の椅子にちょこんと座り、豪快に料理をする姿を見守ることになりました。

おっかないなぁ~と思いつつ、その豪快に料理をしていく妹の手際を眺めていると
何やら姑が新妻の至らないところばかり目に付くかのように、色々と粗が気になってしまい
時折に『あっ…それは…』と声になってしまうのですが、その度に妹に『あぁんっ?!』と
80年代ヤンキー夜露死苦のようなメンチを切られますので、ずこずこと下がる…

これは…触らぬ神に祟り無しだなぁ~と沈黙を決め込み、大人しく体育座りで待ちまして
1時間半経った位にようやく完成だ!と声が掛かり、さぁこれで満足してくれたかな?
それにしてもわたし要らないじゃん?と思いつつホッと胸を撫で下ろすと妹が言います。

トモ 『さぁ、食べてみてよっ☆』

サナ 『……えっ?!』

トモ 『えっ?って何言ってんのよ、あんたが食べないと人の意見にならないじゃん』

サナ 『いやいやw ご冗談を…w』

トモ 『何よその言い草はw とりあえず食べてみてってば』

サナ 『僭越ながらそのお役目辞退させて頂きたく候』

トモ 『何で急に武士やねんw いいから食べろってばw』

サナ 『如何しても食せと云うなら、拙者この場で自害致す事も厭わぬ所存でござる』

トモ 『うるせーよっ!w なに?死ぬほど食いたくないとか言うわけ?』

サナ 『許せ。拙者、如何しても其れが食べ物とは思えぬでござる…』

トモ 『どっからどー見ても肉じゃがだろうがクソ侍w 食べないとイジメるよ??』

サナ 『ちょw おかしいやんw だって何かソレめっちゃ大統領みたいな色してるし…』

トモ 『んなこたぁないって!』

サナ 『それにジャガイモの…』

トモ 『まーだお前はそんなこと言うの? いいからとりあえず食べろって!』

サナ 『……一口だけでいい?』

トモ 『あぁ~もーっ!ムカツク!w もういいよ!全部自分で食べる!』


そう言い放って妹は鍋を持って、ドスドスと自分の部屋に戻って行ってしまいました。

よ、よかった… 逃げれた…と安堵しつつも、やっぱりちょっと悪い気はします。


確かにまったく話は聞いてはくれませんでしたが、妹は真剣に肉じゃがを作りたい!と思い
愛情を込めて料理を作ったわけです。 誰しもが初めから完璧に作れるものではないですし
もちろんわたしも何度も失敗して、とんでもない料理を作ってしまったこともあった時
必ず初めに食べてくれたのは妹でした。 まぁ散々に言われたけどw

料理は技術や見た目や味も大事ですが、何よりも大事なのは愛情でございます。
食べてくれる人を大切に思い、そして作ってくれる人を大切に思いやり
相手を想い愛情を込めて作り、いただきます、ご馳走様、美味しかったよ。と互いを愛しむ。

それが料理ってモンです。 

妹には悪いことをしてしまったなぁと反省し、謝りに行って、いっちょ、た、食べてみるか!と
薬棚に胃薬があることを確認した後、妹の部屋に向かいノックして顔を少し覗かせます。

サナ 『トモチン… ごめんね?一生懸命作ってくれたのに…』

トモ 『もういいよw 第一わたしがサナに教えてって言っときながら勝手にやったんだし』

サナ 『だけど、食べないってのは言い過ぎたと思うの… サナも頑張って食べるよ><』

トモ 『頑張っては余計だよw まぁサナがのんびりしてるからわたしも調子乗っちゃて
     色々言い過ぎたと思ってるんだけどね… 確かにあんまり美味しくないやコレw』

サナ 『でね… 変な意味じゃなくって、その肉じゃが…食べない方がいいよ…?』

トモ 『なんでよ?せっかく作ったのにもったいないじゃん』

サナ 『だけどね、そのジャガイモの皮と芽をね…』

トモ 『まーたその話?w 取ってなくてもジャガイモはジャガイモでしょ?w』

サナ 『いや、そうじゃなくって…』

トモ 『何だよまどろっこしいな! サッさと言いなよ!w』

サナ 『サナのこと怒らん? 虐めたりせーへん?』

トモ 『虐めたりしねーよw もー何もしないからサッさと言えってば!w』

サナ 『ジャガイモの皮と芽にはね、お腹イタイイタイになる成分が入ってるのよ…(´・ω・`)』

トモ 『えっ……?』

サナ 『そんなに日が経った物じゃないからダイジョーブだと思うけど…(´・ω・`)』

トモ 『お前そういうことはもっと早くに言えよ! もう殆ど食っちゃったじゃないかよ!』

サナ 『だって~ 言おうとしてるのに聞いてくれなかったんだも~ん(´・ω・`)』

トモ 『だからってそんなん黙ってる奴がいるか!w このアホっ!w』

サナ 『やっぱ怒るんじゃ~ん>< わたしがアホなら、そのアホに物を教わろういう人は…』

トモ 『てめぇ!w やっぱ虐めてやるっ!w』

サナ 『きゃぁあああっ (。゜っ´Д`゚)。っ お戯れを~っ!』

トモ 『うっせぇw バカヤロウw』


こうしてわたしは虐められまして、妹は案の定…お薬のお世話になりましたとさ。
                
                        ちゃんちゃん♪
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